今日は温かくて良い天気。
午後、車の荷物を整理しようと裏の駐車場に行くと、
1年生の女の子が2人、昆虫をかまっている様子。
「こんにちは!」
「こんにちは!カマキリみつけたの。」と二人。
見ると、コカマキリのおなかの大きいお母さんでした。
「卵を産む場所を探しているんだね、
だいぶ弱ってるねー」と私。
「助けてあげたの!カマキリはお菓子たべる?」
「バッタなんかを食べるんだよー」と
私がそっと手のひらに乗せると、
目をまんまるにして、
「もてるの?かまないの?」と女の子たち。
「そっとすれば、もてるよ。かまないよ。
卵を産むところを探してるから、
草むらにつれていってあげたら?」と私。
女の子たちは、
ちゃんと枯れたネコジャラシ
(エノコログサ、粟の原種だそうです。)に
お母さんカマキリをつかまらせて、
草むらの近くに
つれていってあげていました。
「さようなら。」
「さようならー」
スクールにもどり、
工作スペースにしている
物干し場の掃除をして、
木くずを外に出そうとしたら、
角の柱に、小指半分ほどの茶色い物体。
偶然にも、
コカマキリの卵でした。
身近にある自然に、優しく、
素直に興味を持ってくれる子どもたち、
とっても温かい気持ちにしてもらいました。
(^^)