今日もブログをご覧頂き、
ありがとうございます。
(^^)
大手書店やネットショップでは、
売れる本、人気のある本で
あふれていますが、
日頃から
あまり大部数がでるわけではない
書籍の中にも
「良書」はあると思いますし、
部数によらない「良書」との
出会いの機会が、
増えていくことは、
社会をよりよい方向に導く原動力に
なるのではないか、
と考えたりしています。
今回ご紹介させて頂く一冊は、
岸本達也著
「とどいていますか?
こどもたちからのメッセージ
- 卒業生全員再登校の理由 -」
(株)舵社
です。
著者の岸本達也先生は
新潟市中央区で
フリースクール「寺子屋ありがとう」
を主宰されており、
当校の立ち上げからご指導を
頂いております。
読んでみようと思ったのは、
岸本先生がどのような思いで
民間のフリースクールを立ち上げられ
10年続くスクールに育てあげられたのか、
同じく民間教育に携わる者として
興味があったからです。
期待に反しない
「良い本に出会えた。」と思う一冊でした。
細かな内容は控えさせて頂きますが、
先生のご体験と実例がわかりやすい文章で
説明されていて、
なにより、子ども達とご家族に真っ向から
向き合う、先生のひたむきで強い思いが
ひしひしと伝わってくる内容でした。
読んだ後、
思わず涙があふれてしまいました。
「こんなに熱い想いで、日々教育に
とりくんでおられる先生が、
新潟に、民間にいらっしゃるんだ!」
決して多く本を読むほうではないため、
お世話になっているからの
宣伝だけでしたら、失礼ですがきっと
「つんどく」にしたと思います。
子育てに悩んでおられる保護者の皆さま、
教育関係の皆さまに
是非一度手にとって頂きたい一冊です。