今日もブログをご覧頂き
ありがとうございます。
(^^)
いつも来てくださっている
小学校低学年の生徒さん。
これまでは、
興味のあることをなんでも
取り組める「自由学習」の
時間でも、ゼロから
一人で取り組むことは
ありませんでした。
ところが、今日は自分から
「生活」の教科書を見せてくれて、
「これを作ってみたい!」と
前から気になっていたらしい
工作を教えてくれました。
「材料と道具はある?」
「教科書の材料が無いから、
作れないんじゃないの?」
という生徒さん。
「あるもので工夫すれば、
できるはずだよ!」と
スタッフの一言。
材料や道具、代わりになる
ものなどをスタッフが用意。
「ベキッ!ブスッ!」
「わっ!びっくりっした~」
おっかなびっくり、
キリで空き缶に穴をあけた
のをきっかけに、ひとりで
どんどん作業を進めて行きます。
そして…
ついに…
「できた~!」
「最初から最後まで
一人でつくった~!」
スタッフもビックリ!
動く工作だったんですが、
教科書通り、
いや、教科書以上の完成度!!!
いままで、
「やってみたら?」
の声かけに対して、
「むりむり。」
「こわい、こわい。」
「かわりにやって。」
が多かった生徒さん。
この日、目の前で、
ちょっと大げさですが、
蛹からチョウになる瞬間を
見せてもらったような、
そんな
生徒さんの大きな成長を
感じさせてもらいました。
これで明日から
進んでなんでも挑戦するように
なれる?
おそらく、また後退したり
そして
また前進したり。
そんなことを繰り返して
生徒さんたちは
すこしづつ成長していく
のではないでしょうか。
いま、
子ども達に必要なのは、
周囲の大人たちが
「そういえば、
自分の子どもの頃も
こんなだったな~」と
今一度思い起こし、
できている時だって
できない時だってある、
ありのままの子どもたちを
受け入れ、
ひとりひとりの
よりよい所を見出して
伸ばすお手伝いを
もっともっと
意識することではないか、
と考えております。
生徒さんが帰られたあと、
「うれしくて、
うれしくて、
ガラにもなく
スキップして…」
の歌詞とメロディーが
頭の中でエンドレスで
リピートされてました…
(^^;)