受験生からの気付き。

今日もブログをご覧頂き

ありがとうございます。

(^^)


最近、頻繁に高校受験前の

中学3年生に接する機会が

ありまして。

(^^;)


追い込みの学習指導の中で

気付いたことがあります。


生徒さんは本当に一生懸命

受験勉強に取組んでいて、

過去問もしっかり解答しよ

うと努力しています。


ところが、あと一歩のところ

で解答できずに悔しい思いを

してしまうことも

少なくありません。


そこで

自分の中学時代と違う点を

考えてみました。


すると、

決定的に違う点に気付きました。


それは、


読書の量と質です。


釣りが大好きなわたしをみて

親が用意してくれたのは、

開高健先生の本でした。


中学生の私にとって、

先生の本はまさに衝撃的でした。


貪るように何度も何度も同じ本を

読み返したり、

先生の別の作品を

かたっぱしから読みあさったり。


当時は知識量も乏しく、

全く意味のわからない

文節も多かったのですが、

何度も繰り返し読むことで

雰囲気だけはなんとなく解った

気になっていました。


あの経験が、いまの私の

学習にむかう姿勢の

基礎を作ってくれたのではないか。


そこで、試しに生徒さんには

新聞のコラムを毎日読むように

アドバイスしてみました。


生徒さんは

半信半疑だったでしょうが

言われた通り取り組んでくれました。


その結果、

文章問題や記述の問題が

少しずつ解けるようになってきました。


たまたま、アドバイスが効果を

発揮してくれたようで、

おかげさまで

その後も毎日

続けてくれているようです。


確かに、

文章の意味が解らなければ、

国語も数学も英語も理科も社会も、

解けるはずの問題も解けなくなって

しまいます。


わたしの拙い知識は

ひとまず置いておくとしまして、


本当の意味での学力、

実は

こんな身近なところから

意外と簡単に

高めることができたりするのかも

しれません。

(^^)