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(^^)
前職の職業病からか…
国立公園の外でも
気になってしまうことの一つに、
外来種があるんです。
外来種と言うと、
なんとなく「動く」生きものを
イメージしがち。
カミツキガメやら、
ミシシッピアカミミガメやら、
なにやら、かにやら。
もちろん、彼らも大問題ですが、
「動かない」外来種も
認知度は比較的低いものの、
実は日本の生態系を脅かす、
大きな問題の一つなんです。
この2枚の写真、
なんとなく違和感を覚えませんか?
覚えた方!
私的には素晴らしい感覚をお持ちの
方と、お見受け致します。
黄色い花が群生しているところには、
他の植物が
ほとんど混じっていませんよね?
これが実は大問題。
この植物、名前を
「オオキンケイギク」といいます。
見た目は可愛いんですが、
日本在来の植物たちにとっては
まさに「やっかいもの」。
強い繁殖力で
どんどん勢力を広げ、
他の植物を追い出して
占拠してしまうんだそうです。
ですので、環境省は
もっとも面倒な生物
「特定外来生物(植物)」の
一つに指定しているんです。
初めは園芸種として、
近い仲間たちとともに
日本にやってきたようですが、
なにもしてないのに
勝手に増えはじめ、とうとう
街中では至る所でみかける生物
(植物)になってしましました。
本当は見つけたらひっこ抜けば
良いんでしょうが、
公共のスペースや、私有地での
繁茂がほとんどで、
勝手に入って駆除作業を
するわけにもいかず…
国立公園以外でも、
在来種にとって脅威は脅威。
個人的には、
問題だと思うんですがね。(u u)
、
むりくり連れて来られたのに
いまでは悪者扱いされて…
彼らとて生き残りに必死なだけかも。
結局は、人間側の見方次第で、
綺麗だからと連れて来られたり、
脅威だからと駆除の対象とされたり…
道端のきれいな花にも、
よくよく紐解いてみると
日本の環境問題の一つを
端的に現わしてくれて
いたりするんですよね。(u u)