そうかもね。「アフタースクールNOBINOBI」のブログ

ご訪問、ありがとうございます。

(^^)




スポットでご利用頂いている、

近所の女のお子さん。




早めの閉校作業中に、

ひさしぶりに階段下でバッタリ。




お母さまと一緒、

家路の途中でした。




元気に、

「名札あるよ!」

と小学校の名札をみせてくれました。




「おお!いいね~」

と彼女の目線までしゃがんで、

名札を見せてもらう私。




「でも、なんで1組かわからない!」




「そうだよね。

 でも、先生も解らないかもね。」




「先生はわかってると思う!」




「ん?  どうして?」




「だって、先生、

 本を持っていたから!」




「…」


「そうか!なるほど!」




私と娘さんのやりとりを

見ていたお母さま。




とうとうしびれをきらせて、

「わけのわからないことを言って!

 すみません。」




と恐縮され、

そそくさと娘さんと家路へ。




私ももちろん

「あれ?」っと思いましたが、

一瞬立ち止まったあとに


「そうか!なるほど!」


と応えたんです。




この生徒さんの頭の中ではきっと


「私を1組にした理由が先生にはあるんだ!

 だって、先生は本を持っていたし、

 あの本に私が1組な理由が

 書いてあるはずだから。


 だから、このことを

 この人にもしっかり伝えておかないと!」


と、彼女なりの理路整然とした考えが

あると思ったからなんです。




とっても真剣な眼差しで

私をまっすぐ見据えて

説明してくれましたから。




子どもたちがなにげなく発する言葉。




大人たちからみれば、


「なんだそりゃ?」


と思う発言も多々あります。



一蹴するのはかんたん。



でも、時として

真剣に考えて発している場合も

あると思うんです。




そこを大人の想像力と共感をもって

汲み取って、

なおかつ、

子どもに迎合することなく

フラットに応えてあげたい、




そうすることで、

胸をはって臆することなく

自分の意見をハッキリ伝えられる、

いや、

伝えてもいいんだ

という安心感と自信が

育っていくんじゃないかな?




そんな想いで、

日々生徒さん達と

向き合うように努めています。




彼女とのやりとりで

一日の嫌な出来事が

全部ふっとんで

すがすがしい気持ちに

させてもらいました。




ありがとう、




また、きてくれる日を

楽しみにまっています。

(^^)