ご訪問、ありがとうございます。
(^^)
家庭教師として
ご指導させて頂いているご兄弟。
リラックスした状態で
学習に取り組んでもらうため、
一週間くらいの間で起こった
良かったことを最初に聞いています。
お兄さんだけの時、
彼が教えてくれた
「良かったできごと」。
それは、学校での出来事でした。
彼の学校にはサッカー部がなく、
サッカーチームに所属して
日夜練習に励んでいます。
先日、学校での写真撮影のため、
ユニフォームを身に付けて撮影。
たまたま、
学校に大切なユニフォームを
忘れてしまいました。
ここまでは、良いこと?
いいえ、ここからが良いこと。
近々、試合があるため
すぐ回収したかったので
学校に相談。
すると、
普段好きになれない先生が、
夜遅くまで探してくれて、
結果見事手元に戻ってきて、
試合にも間にあったとのこと。
「普段は
どうしても好きになれないけど、
ユニフォームを遅くまで
一生懸命探してくれて、
本当にありがたかったし、
嬉しかった。」
聞いているこちらも
嬉しくなるお話でした。
先生はもちろんですが、
なにより
生徒さんの言葉に感心しました。
中学生といえば、
まっすぐに、かつ、
感情的にものごとをとらがちな時期。
しかし、
彼は、完璧ではないにしろ、
「先生の嫌いな面」と
「感謝すべき点」を
分けて考えることができる、
そんな生徒さんだったんです。
大人でさえ
「坊主憎けりゃ袈裟までも」
なんて方も少なくない中、
彼は中学ですでにこういった見方を
身に付けている。
ご家庭で、そして
サッカーチームで過ごす中で
身に付けていった
彼の強い「メンタル」を
知ることができましたし、
このバランスのとれた考え方を
ゆがませることなく、
さらに伸ばしていってほしいと
心から願わずにはいられない
そんなひと時でした。