ご訪問、ありがとうございます。
(^^)
先日からご指導させて頂いている
中学生の生徒さん。
初めてのご指導が
とても印象的でした。
生徒さん曰く、
スポーツに打ち込むあまり
小学校4年生ころから
日々の学習習慣がなくなってしまい、
最近少し危機感が出始めた、
とのこと。
ただ、言葉の端々から
投げやりになってしまっているところ
があるのを感じました。
冗談と
これまでの自身の職業経験を交えながら、
彼の思いを聴いてみたところ…
どうやら、
試合でミスをしてしまい、
部活の先生に
試合出場選手から外されてしまい、
落ち込んでいることが
原因のようでした。
昔、宇宙人が地球を調査する
コマーシャル・シリーズで、
人間にばけた宇宙人が
注意を聴きたくなくて
両耳をシャッターでふさいでしまう…
そんな、シーンを思い出しました。
とても印象的…
そんなシーンを思い出したのは、
この生徒さんも、
こちらの話しかけに対して
所々耳シャッターを
閉じてしまっていたようでしたので。
それでも、
「終ってしまったことは変えられないよね。
でも、今から先は、誰でも変えられる可能性
を持っているよね。
この先ふてくされたまま、他の選手との差を
さらに、広げてしまうのも自分。
頑張って、努力を認めてもらえるようになる
のも、自分しだいだよね。」
という、こちらからの問いかけの時は
耳シャッターが閉まっていなかった様子。
どれだけ響いたかはわかりませんが、
「先生、よろしくお願いします。」
と丁寧に頭を下げてくれた彼、
本心からのように、目には映りました。
ゲームや漫画大好き。
スポーツも大好き。
ですから、
学習習慣をとりもどすには
かなり時間が必要なはず。
でも、
決して無理ではないと思います。
つらい練習も
毎日続けてこれたのですから。
出来たからと言って
大げさにほめることもなく、
さりとて、
できないからとバカにもしない。
ありのままの彼からスタートし、
一歩一歩
習慣を取り戻していくための
お手伝いをしていきたい。
担当させて頂くからには、
「勉強だって、やればできる!」
という意識をもってもらうために、
指導方法を工夫して
粘り強く接していきたい。
まずは「1日10分机に向かう。」
それができれば、大成功!
それぐらいの気持ちで
接していきたいと考えています。
あの日感じた、
「彼の可能性を、
もっともっと広げてあげたい!」
という気持ちだけは、
これからも忘れることなく…
(^^)