目つきが変わった!「アフタースクールNOBINOBI」のブログ

ご訪問、ありがとうございます。


(^^)




今日はいつもご利用頂いている


生徒さんの帰宅後、




これまた


いつもお世話になっている


ボランティアさんとともに




これ


またまた


スクール恒例となっている


ボランティア活動の一つ


「無料工作教室」を行うべく、


いつもお世話になっている


スーパー様風除室横の


スペースに急行!




お天気にも恵まれて


なんとか間に合った


スタート直後から、


いれかわりたちかわり


休む間もなく


ご家族が


参加してくださいました。


(^^)




中には


何回も参加して頂いている


お子さんも…




時々お会いする


お父さま


お母さま


に連れられた


一人の女の子。




普段から


工作は嫌いではない様子。




型紙で印を付けた牛乳パックを


ハサミで切り始めたんですが、


「お父さんやって!」


と一つ切っただけで


あとはお願いモード。




いつもそうなんでしょう、



お父さんもしぶしぶ手をだしかけた…



その時!



「あれ?


 お父さん、娘さんは


 確か、○年生でしたよね?」


と大げさにビックリして伺いました。



「はい、そうなんです。」



「ハサミ、使えてるよね?


 お父さんに頼んじゃうと


 お父さんの


 作品になっちゃうけど


 それでもいい?」




一旦ハサミと紙を投げ出した


お子さんの目の色が


変わった!




「私、できるもん!」


ってな目つきで


こっちをギロッと見てから


サッと


ハサミと紙を取り直し


再び作業開始!




あとは途中で投げ出すこともなく


無事完成までこぎつけました!




「おっ!


 なかなか良い作品ができたね!


 自分で作りきって、良かったね!」


とお子さんに声をかけた後、




スクールに通う


生徒さんの成長ぶりを


一例として


お母さまにお伝えすると、


「わたしも、つい手を出してしまう


 ことあるんです。」



と、苦笑い。




「そうですよね、わかります。



 お子さんができない方が


 かわいそうに思えて、


 つい、手を出しちゃいますよね。



 ここでも


 そういう親御さん、たくさん


 いらっしゃいます。



 でも、


 それを常に続けていってしまうと、



 極端な例として


 大人になって何かにつまづいたとき


 「できなかった」ことを


 お母様やお父様、


 周囲の人たちのせいにしてしまう、


 「困った大人」に


 なってしまうかもしれませんね。」




どこの馬の骨かわからない


こんな妙なヤツに


そんなこと言われたくないわ!


という方も多いですので、




こちらの意図が全て伝わるなんて


最初から思ってませんが、




このお母さまは


「確かに、そういう一面も


 あるかもしれない。」


といった表情で


耳を傾けてくださいました。






「ほめる」ことも


「しかる」ことも


ときには必要かもしれません。



でも、


できたことを褒めて


褒美を与えたり、



「そんなこともできないのか!」


と叱責して罰を与えたり、



を繰り返していると、




出来ない部分がある自分を


ありのままに受け入れる


「自己受容」も、



困難を乗り越えて達成させることが


できたことから得られる


正しい「自己肯定感」も、




自分のものとして身につけて、


本当の意味で成長できる


大切なチャンスを


つみとってしまう…



そんなふうに思えて


ならないんです。


(u u)



日々、子育てに奮闘されている


お母さま、お父さまに対して


心から敬意をもって


お話を伺いつつ、


スクールの大切な考え方である


「体験から学ぶことの大切さ」


をどう発信すれば


深く受け入れて頂けるか、


常に考えながら、


信念をもって


様々な活動に取り組んでいますし、


これからもそのスタンスだけは


守っていきたいと考えています。


(^^)