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ここ数日、低学年の生徒さん達の間で
教室内での自主学習の時に人気が
あるもの…
一つは、
NHKのEテレで放送されている
「ピタゴラスイッチ」を真似して
一般の方が制作・投稿した動画を
見ることと、
もう一つは、
これも一般の方による
レゴブロック作品の制作・投稿動画を
見ること。
中には、
レゴでピタゴラスイッチなど
素人さん(?)や子どもの作品とは
思えないものも…
「すごいね~」
と見入っています。
でも、
スクールにだって、ご寄付頂いたレゴが
かなりの量あります。
そろそろ
「見るだけでなく、作ってみたら?」
と、声かけしようか迷っていたところ…
挑戦者登場!!!
「1時間でできるかな~」
「てつだって~」
といいつつ、
動画を停止しながら、
全く同じものを作ろうとしましたが、
ブロックが違うため、うまくいかない…
「動画と全く同じじゃなくてもよくない?」
「自分だけの工夫でやってみようよ!」
それからは、頭が切り替わったみたいで、
自分で考えて、工夫して制作。
保護者の方のお迎えで中断しましたが、
「明日もくるから、続きやる!」
と元気よく、笑顔でさようなら。
保護者の方のお迎え時間が
読めないので、仕方ないんですが
できれば、自分で広げたブロックの山の
片付けまでできるといいんだけどな~
後片づけをしながら、
ふと、むかしむかしの映像が…
恩師だったろうか…
「学び」の基本の一つは、
「まねぶ」=「真似ぶ、真似る」なんだ
と教えられた記憶がよみがえる。
「すごいな~」
↓
「自分にもできるかな?」
↓
「どうしても、挑戦してみたい!」
↓
「お手本を見ながらやってみよう!」
でも、うまく行かない(こともある…)
当然、モチベーションは下がりますが、
うまく誘導してあげられれば
(なげちゃう子もいますが…)
「自分の考えで、もう一度挑戦してみよう!」
と、再び、前を向いて歩きだせる。
自分で取り組める時は
黙ってみていてあげる。
助けを求められたら
何食わぬ顔で助けてあげる。
壁にぶつかったら
考え方を変えてみたら?と一言。
乗り越えたり
立ちあがったりしたら
「○○ちゃん、すごいね~」
じゃなくて、
達成できたことがら自体を
しっかり認めてあげる。
「まねぶ」からはじまる、
一連の挑戦と
周囲の温かいサポートが
生徒さんの
「ちょっとしたことでは
折れにくいこころ」
を育てる方法の一つではないか、
と考えています。
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